大電力パルスマイクロ波の発生と評価
仮想陰極発振器を用いたパルス大電力マイクロ波発生について、実験とシミュレーションの両面から調べ、特にマイクロ波発生機構の解明およびマイクロ波変換効率の向上を目指しています。新型仮想陰極発振器を提案し、高繰り返しパルスパワー発生装置 “ETIGO-IV” および三次元粒子シミュレーションコード “MAGIC” を用いて特性評価を行いました。その結果、最大10 % のマイクロ波変換効率が得られ、従来の実験結果を大幅に改善すると共に仮想陰極発振器の実用性を示しました。本研究は、アジア航空宇宙研究所(AOARD)との共同研究です。
新型仮想陰極発振器
シミュレーションコード "MAGIC"を用いた三次元数値計算
更新日:平成16年11月9日 |