実験設備

 本研究室に設置されている主要装置を列挙します(一部、他の部屋に置いてあるものや、共通施設もあります)共同利用していただける装置もございますので、ご連絡下さい。

材料合成装置

3次元構造体・ナノ粒子・薄膜合成関連

装置名・メーカー・型番 仕様 写真 用途など補足説明
ナノレベル3Dプリンタ
Nanoscribe GmbH.社製
Photonic Professional
(学内共同利用設備)
3次元光造形プリンティング ナノレベル3Dプリンタ 次世代3次元レーザー・リソグラフィ・システムPhotonic Professionalは、ナノ・マイクロ・スケールの3Dプリンティングおよびマスクレス露光に新基準をもたらす製品です。任意の三次元空間を自由に描画する超高精度ピエゾモード (FBMSモード)を使えます。
マイクロレベル3Dプリンタ
キーエンス社製
AGILISTA-3000
(学内共同利用設備)
造形サイズ:297×210×200mm(A4サイズ×200mm)
解像度:635×400dpi
マイクロレベル3Dプリンタ インクジェット方式による3Dプリンタで、本研究室では、自作装置の治具等を作るのに主に使用しています。
液中レーザーアブレーションシステム【自作】 YAGレーザー   液中にレーザーを照射することで、ナノ粒子を合成する装置
細線放電式ナノ粒子合成装置【自作】 6kV 細線放電式ナノ粒子合成装置【自作】 金属細線に超高電圧・高電流を印加することで30ナノ秒でプラズマ化し、細線を微粒子化する装置。組成ズレの少ない合金粒子や、有機物被覆ナノ粒子が合成出来る。
連続式細線放電ナノ粒子合成装置 7kV 連続式細線放電ナノ粒子合成装置 上記装置で原料を連続供給出来るように改良し、ナノ秒での電流電圧特性、同じくナノ秒でのプラズマ発光分光・可視光超硬速度カメラ、マイクロ秒での温度計と組み合わせたシステムを構築
液中細線放電法 ナノ粒子合成装置【自作】 6kV   液中で細線放電法によりナノ粒子を合成する装置。
スターバーストミニ
スギノマシン(株)製
HJP-25001
最小処理量20cc
最高圧力245MPa
モーター容量2.2kW
スターバーストミニ 超高圧(245MPa)に加圧した原料(スラリー、乳化液、医薬品等)を超高速(700m/s)で噴射・衝突させることで、乳化・分散・表面改質処理を行う湿式微粒化装置です。コンタミレスで、少量(20cc)のサンプルが手軽に処理で出来る。
http://www.sugino.com/products/db/yotoprod_e.asp?seq_no=289
スピンコーター
ミカサ(株)
MS-A100型
最大100ステップまでのプログラムを、10パターンメモリー可 スピンコーター 回転する板の上にスラリーを垂らすことにより、成膜することが出来る。
ディップコーター
NIC-0703
塗布対象物:4inchウェハー
処理速度:0.1mm/sec~10mm/sec
処理ストローク:0mm~120mm
ユーティリティ:1φ100V 5A
スピンコーター スラリー中に基板を入れて引き抜くことで成膜するための装置
http://www.sdicompany.com/products/nic0703.html
水熱合成用オートクレーブ   水熱合成用オートクレーブ 水熱合成(密閉容器で高温高圧の水蒸気を作り、材料を合成する)を行う
マイクロ波水熱合成装置
アクタック社
MWS-2
スピードウエイブシステム
マイクロウェーブ出力:最高1000W
内蔵温度センサー:100~250℃
マイクロ波水熱合成装置 スピードウェーブ®MWS2は、テフロン密閉容器を使用したマイクロウェーブによる加熱分解装置です。
容器の内部温度は常にセンサーによってモニターされ、最適な分解条件を保ちながら分解を進めます。
同時に10本までセットでき、容器の開閉も手で簡単に行えるため、作業効率がアップします。
ソノケミストリー[超音波化学法]合成装置
KAIJO(社)
25kHz, 33kHz, 60kHz, 100kHz, 200kHz ソノケミストリー[超音波化学法]合成装置 超音波照射により形成されたラジカル場を用いて様々な化学反応を起こしてナノ粒子を合成する装置です。
http://www.kaijo.co.jp
超音波音圧計
KAIJO(社)
19001D型
周波数特性:10kHz~5MHz
電源:AC100V 約2VA
超音波音圧計 超音波の音圧を測定します。
プラズマCVD式CNT合成装置 プラズマ源 石英導波管直交方式
マイクロ波出力電力 0~500W
(2.45GHz±50MHz)
プラズマCVD式CNT合成装置 DLC膜、カーボンナノチューブ、プラズマ殺菌、真空紫外照射、その他のプラズマ暴露実験ができるマイクロ波実験装置 http://www.arios.co.jp/products/micro-expe.html
大気圧プラズマ型ナノ材料合成装置
ドイツiPlas(社)製
CYRANNUS® I - 6"
Technical specifications:
frequency: 2,45 GHz
power required: 1 - 6 KW
plasma shape: sphere
plasma diameter: approx. 145 mm
pressure range: 0 - 1000 mbar
大気圧プラズマ型ナノ材料合成装置 大気圧でプラズマを形成し、ナノ粒子合成、超高速CVD成膜、有機物の表面改質などが可能。
http://www.cyrannus.com/
ナノ秒パルス式アトミックレーヤーデポジション装置
(Nano pulsed ALD)
【自作】
30kV-20A, 30ナノ秒
成膜部最高到達真空度4×10-5Torr
製膜時は大気圧~1Torrで成膜
ナノ秒パルス式アトミックレーヤーデポジション装置 電源から全て手作りです
スパッタ成膜装置
アルバック
SH-250-T04
ターゲットサイズ:3インチφ×3式
基板温度:最高400℃
電源:RF及びDC各1基 逆スパッタリング、重畳放電及びバイアススパッタリングが可能
ナノ秒パルス式アトミックレーヤーデポジション装置 真空中にアルゴン及び酸素ガスを導入し、直流及び高周波マグネトロンスパッタにより、精密に薄膜を作製します。ガラス、プラスチックス、金属などの基材の上に、高品質の金属膜、セラミックス膜を高速成膜します。
スパッタ成膜装置
エス・エス・アロイ(株)
DCスパッタ式薄膜形成装置
ターゲット寸法 φ30×5t
スパッタリング電流/電圧
0~300mA/1KV
スパッタ成膜装置 DCマグネトロンスパッタリング法により、金属の薄膜を合成することが出来ます。チャンバーは全てガラスで出来ているので、外から成膜課程を観察できます。
ターボポンプ真空排気装置
Ulvac(社)
YTP-50M
排気速度 50L/s
到達圧力 6.7×10-2Pa
ターボポンプ真空排気装置 ターボ分子ポンプ、ロータリーポンプ、フォアバルブ、ピラニ真空計と制御系から構成される簡易型の高真空排気ユニットです。
http://www.ulvac.co.jp/products/compo/F040002.html
プラズマ発光分光分析装置
オーシャンオプティクス(社)
USB-2000
ディテクタ範囲:200-1100 nm
ピクセル数:2048 ピクセル
ピクセル飽和電荷量:62,500エレクトロン
感度:75 フォトン/カウント@400 nm
プラズマ発光分光分析装置 プラズマ発光分光分析をスパッタ装置の製膜時その場で測定できます。
http://www.optosirius.co.jp/OceanOptics/products/usb2000.html

加熱炉

装置名・メーカー・型番 仕様 写真 用途など補足説明
誘導加熱型ホットプレス装置 最高印加圧力:5ton
最高到達温度:2,400℃
水素還元条件可能
誘導加熱型ホットプレス装置 非酸化系セラミックスの高温焼結
セラミックスと金属等の複合材料の【開発用途】金属の溶解、蛍光体焼成、カーボン材料の焼成、石英ガラスの焼結、金属粉末の焼結
http://www.fujidempa.co.jp/thermo_himulti_re1.html
酸素雰囲気炉
丸祥電気(株)
スーパーミニ
常用最高:1600℃Φ
炉内寸法:65mm×H120mm
酸素雰囲気炉 真空または微量酸素雰囲気における熱処理に用います。
http://www.marusho-denki.co.jp/ja/
熱CVD成膜装置【自作】 最高温度:1000℃
最高到達真空度:1×10-6Torr
  有機金属錯体を原料とした熱CVD法による成膜に用います。
脱脂炉
富士電波工業株式会社製
【独自設計】
最高到達温度:500℃   セラミックス成型体中に含まれるバインダーを仮焼により焼き飛ばすために用います。
管状炉
アズワンから購入
カンタル炉
最高到達温度 1100℃ 管状炉 多数保有。様々な加熱処理に使います。
ボックス炉
フルテック社製
最高到達温度:1000℃
雰囲気大気
ボックス炉 http://www.full-tech.co.jp/
ボックス炉
フルテック社製
卓上型マッフル炉『FT-1200-200』
最高到達温度:1200℃
雰囲気大気
・ガス導入ユニット フローメーター(5リットル/min)
ボックス炉 http://www.full-tech.co.jp/
このタイプの炉は結構沢山有ります。
ボックス炉
フルテック社製
小型簡易雰囲気電気炉
定置制御仕様『FT-100FM』
最高到達温度:1000℃
雰囲気大気
・ガス導入ユニット フローメーター(5リットル/min)
ボックス炉 http://www.full-tech.co.jp/

セラミックス構造材料合成関連

装置名・メーカー・型番 仕様 写真 用途など補足説明
ハンドプレス
三庄インダストリー(株)
手動式200kNテーブルプレス
200kN ハンドプレス http://www.sanshoindy.com/prd_01_03.html
セラミックスの成型体を作ります
小型CIP
三庄インダストリー(株)
圧力200MPa 小型CIP http://www.sanshoindy.com/prd_01_07.html
セラミックスの複雑成型体を合成するために用います
全自動式篩い機
フリッチェ
A-3型
乾式ふるい分け:20μ~25㎜
湿式ふるい分け:20μ~10mm
マイクロ精密ふるい分け:5μ~100μ
全自動式篩い機 電磁式運動を採用し、従来の篩い分け機の方式と比較して性能的にも優れ、音も極めて静かです。本体内に内蔵された電磁石で振動板に一定した垂直振動を与え、本体上にセットされたふるいに最大3mm迄の振幅を加えて試料をふるい分けしていきます。
ボールミル装置
伊藤製作所製
回転数 50~1,000rpm ボールミル装置 単純な装置ですが、実は、本研究室のは100, 250, 500mLポットを効率良く並べることの出来る自慢の特注品だったりします。
横軸研削装置
(株)ヨコセラ
HL-200型
最大加工径:Φ200
最大加工厚み:100mm
横軸研削装置 横型の利点と熟成された共擦り方式を採用し安定した平面研削を実現します。手軽な操作と砥石交換時間10秒という簡易性を特徴とした本機は、荒加工から鏡面仕上げまでをスピーディーかつ高能率を実現いたします。
ダイヤモンドホイールカッター
平和テクニカ社製
ファインカット HS-100型
薄片切出し:φ20mmで0.2mm(硬質金属の場合)
切断精度:SK鋼φ20mm、切断面で直角度0.05mm、平行度0.1mm
ダイヤモンドホイールカッター 作業スペースが広く、さまざまなオプションシステムに対応でき、難削硬脆材料の切断に威力を発揮するテーブル移動自動切込式の精密切断機です。(標準切断能力:45mm)
鏡面研磨装置
ムサシノ電子(株)
MA-200型
研磨精度は平坦度λ/10以下、表面荒さ0.01μ以下が容易に得られます。 鏡面研磨装置 使い易く精度の高い研磨機で、研究開発用試料作りに最適です。
金属と高分子から成る特殊研磨盤(MM盤、ケメット盤)やクロスを使用し、それにダイヤモンドスラリーを噴霧する方式のため、効率良く平面度の優れた研磨が行えます。
エバポレーター
EYELA製
N-1100V-WD型
縦型冷却器で設置面積の小さいV型です。
冷却器からの凝縮液がキャピラリーを伝って試料フラスコに還流しない独自構造です。
分析試料などコンタミを嫌う濃縮に適しています。
エバポレーター 蒸留や、湿式ボールミル後の粉末の乾燥などに使います。
ペレット成型用超硬金型 10mmφ、20mmφ等各種
単位面圧力200MPa(2000kgf/c㎡)標準化
寸法精度1/100mm以内の高精度
ペレット成型用超硬金型 オール超硬/WC製
なので意外と高いです。
セラミックスを成型するときに用います。非常に堅いのですが、さびやすいので乾燥して使います。
ウルトラアペックスミル
(通称ビーズミル)
寿工業社製
UAM-015型
0.03mmビーズ対応 ウルトラアペックスミル 微小ビーズを使用できることにより、ナノ領域における被分散凝集原料に対し、最適な分散力の設定が可能となりました。
この方法により、一次粒子の表面に損傷をあたえない状態で凝集体は分散され、再凝集が防止されることで、安定した単一粒子までの分散を実現できます。
http://www.fa-mart.co.jp/kemco/01.html
インキュベーター
定温恒温乾燥器
EYELA
NDO-400
室温+10℃~250℃のワイドな温調範囲 インキュベーター サンプルを低温で保管するために用います。卵のふ化にも使うのでインキュベーターと呼ばれています。

金属加工装置(簡単な装置パーツはLabo内で自作しています)

装置名・メーカー・型番 仕様 写真 用途など補足説明
フライス盤   フライス盤 平面や溝などの切削加工を行います。切削時の力が回転軸の横方向に掛かるためドリルなどよりも頑丈に作られています。
旋盤   旋盤 フライス盤に近いですが、回転するワークに対してバイトで切削加工を行うことが出来ます。
ボール盤   ボール盤 電気ドリルよりも精密に穴を開けることが出来ます。
グラインダー   グラインダー 塗料を削ったりするときに使います。
電動ジグソー   電動ジグソー アクリル板などを所望の形状に切断するときに使います。

有機無機ハイブリッド(ナノコンポジット)合成装置

装置名・メーカー・型番 仕様 写真 用途など補足説明
ハイブリッドミキサー
松浦製作所
AUM-103
撹拌・脱泡が同時に可能な高速タイプです。1000rpm 30秒 自転速度20% ハイブリッドミキサー 食品・医薬品・化粧品・ファインケミカル・乳化燃料の分散など乳化工程に最適
レブソニック超音波洗浄機 世界初のチタンヘッド傘型ジェット弁によるレビテーション(放射応力)方式を採用した全く新しいタイプの超音波洗浄機です レブソニック超音波洗浄機 ビーカーなどを洗浄する場合にも用いますが、本研究室では主に攪拌を行うために用いています。
ミキサー   ミキサー 高速回転するプロペラによって2種類のポリマー液などを攪拌します。
ホモジナイザー 超音波式 ホモジナイザー 超音波の力で、水と油のような混ざりにくい物質も混ぜることが出来ます。また、凝集した粒子をほぐすときにも使えます。
熱硬化性ポリマー用恒湿恒温庫 -20~+120℃/30~98%RH 熱硬化性ポリマー用恒湿恒温庫 ポリマーの硬化時や、セメントの硬化時には、温度だけでなく湿度の制御が重要です。よりよくポリマーやセメントを硬化するためのインキュベータです。
射出成型器
井元製作所
温度:300℃ 射出成型器 本機は、少量のサンプルを溶融して押出す装置です。操作が簡単なため、誰でも容易にご使用いただけます。研究所等での開発材料のテスト機としてご使用いただけます。金型は、様々な種類のものがございます。
ドクターブレード式シート成型器
井本製作所
フィルム送り速度:0.2~2m/min
フィルム幅取付可能範囲:幅270~350mm
ドクターブレード式シート成型器 本機はドクターブレードにて連続式(ロールtoロール)に塗工する事が出来る装置です。
直流電場印加型熱硬化樹脂成形加工装置
Hioki 社AC/DCディジタル耐圧絶縁計 WT‐8751を改造
印加電圧AC:0.05~5.00kV
DC:0.05~6.00kV
検出電流AC:1~15mA
DC:1~10mA
直流電場印加型熱硬化樹脂成形加工装置 直流高圧を印加することにより、有機物中の異方性フィラーを配列させる。同時に、絶縁耐圧の計測も行うことが可能。
ナノ秒パルス電圧印加型 有機無機ハイブリッド合成装置 【自作】     ナノ秒の電圧を印加することで、有機物中の無機フィラーの配向度を制御します。
超高速遠心分離器 18000rpm 超高速遠心分離器 血小板分離や、ナノ粒子の分離などに用います
吸引濾過器
アスピレーター
アズワン
AS-01
タンク容量10リットル 吸引濾過器 アスピレーター(水分が入ってもOKな真空ポンプ)で真空を引くことで早く濾過することが出来ます。
ミニシェーカー 3000rpm ミニシェーカー マイクロチューブなどの少量のサンプルを攪拌するために用います。

ナノインプリント装置

装置名・メーカー・型番 仕様 写真 用途など補足説明
光ナノインプリント装置 100nm幅のラインやハニカム構造 光ナノインプリント装置 光硬化性樹脂にナノレベルの凸凹加工をつけることが出来ます。
http://www.toyogosei.co.jp/business/nanotechnology05.html
熱ナノインプリント装置1号 エアプレス式によりナノレベルでの凹凸印加可能
最高印加圧力2ton
最高温度250℃
熱ナノインプリント装置1号 http://www.maruni-ap.co.jp/
DVDやCD-ROMを作るときに用いられる装置で、100nmレベルの凹凸をポリマー、金属、セラミックス状に転写出来る装置です
熱ナノインプリント装置2号
急速昇温仕様
400℃まで2秒で加熱・400度から室温まで30 秒で冷却可能 熱ナノインプリント装置1号 http://www.maruni-ap.co.jp/
同上の装置の改良版で、スループットを極限まで向上しています

その他

装置名・メーカー・型番 仕様 写真 用途など補足説明
超高圧加圧装置 最大印加加重500ton
最高温度2000℃
最高圧力約5GPa
  キュービックアンビル方式により、立方体の圧力媒体を6方向から均一に加圧しながら高温雰囲気下で加圧加熱処理できる。本研究室では高温超伝導体の高圧合成に利用している。
乾留システム     異なる融点、沸点を有する物質をこれらの差を利用して分離する装置です。
紫外線露光光源
朝日分光株式会社
LAX-Cute
出力波長 240-1000nm
キセノンランプ100W
紫外線露光光源 http://www.asahi-spectra.co.jp/kiki/kougen/lax-cute/lax-cute.htm
光硬化性樹脂の効果や紫外線照射効果の測定に用います。
クリーンブース 清浄度クラス1,000
(実際にはクラス100位で運用)
クリーンブース クリーンルーム相当の清浄な空間を作ることの出来るブースです。
http://www.e-cleanbooth.jp/special_booth/index.html
大型デシケータ   大型デシケータ セラミックス粉末はものすごく湿気を吸うので、乾燥して試料を保管するために使います。
多数保有
卓上型真空包装機
株式会社シロ産業
SV-380Gクリアドーム
  卓上型真空包装機 試料を真空パックして保管するために用います。

パルスビーム発生装置

装置名・メーカー・型番 仕様 写真 用途など補足説明
ETIGO-II(大電力パルスマイクロ波発生装置) 電圧3MV,電流460kA,パワー1.4TW,パルス幅50ns,蓄積エネルギー160kJ
長さ20m,幅3m,高さ3.5m
ETIGO-II(大電力パルスマイクロ波発生装置) 1)パルスイオンビーム蒸着法による材料開発
2)アブレーションプラズマの動特性の解析
3)大電力パルスマイクロ波の発生
ETICO-III (相対論的電子ビームによる化学物質の分解) 定格出力:8MV, 5kA, 30ns ETICO-III (相対論的電子ビームによる化学物質の分解) 誘導型パルス電子ビーム加速器です。本装置では、パルス整形線路の出力(670kV)を12個の磁性体コア(3個/段,4段)を通じて直列的に重畳して8MVの出力を得て、パルス相対論的電子ビームを発生・加速し、各種応用研究に使用されています。
ETIGO-IV(マイクロ波・テラヘルツ波発生装置) 定格出力:400kV, 13kA, 150ns, 1Hz ETIGO-IV(マイクロ波・テラヘルツ波発生装置) "ETIGO-IV"は、サイラトロン、磁気スイッチ、パルストランス等を用いることにより、繰り返し動作と小型化を同時に実現しました。パルスパワーとパルス粒子ビームの産業応用を目指す実証機です。
静電加速機(Liイオンビームなど発生源)
NT-1700HS
定格出力:1.7MV, 150mA
Liイオンビーム加速
静電加速機(Liイオンビームなど発生源) RBSやELDAなどの組成分析装置です。炭素や酸素などの軽元素を薄膜中の深さ方向に測定できる優れものです。
(材料中の元素の濃度を高感度で測定する)

材料組成・構造解析装置

結晶構造解析装置およびその周辺装置

装置名・メーカー・型番 仕様 写真 用途など補足説明
フィールドエミッション型透過電子顕微鏡(学内共同利用施設)
日本電子株式会社
JEM-2100F型
最高加速電圧:200kV
格子分解能:0.1nm、
点分解能:0.19nm、
STEM 分解能:0.2nm
倍率:x50 - x1,500,000
X 線検出立体角:0.24sr
フィールドエミッション型透過電子顕微鏡(学内共同利用施設) 高分解能観察・・・結晶構造像、原子配列像、微粒子やナノチューブの原子配列像
形態観察・・・・・・・材料 ・ 半導体 ・ 高分子 ・ 生物組織の観察
電子回折・・・・・・・原子間距離の同定、結晶の種類や結晶方位の解析
収束電子回折・・・結晶の同定、格子欠陥 ・ 格子歪みの解析、試料厚さの計測
X 線分析・・・・・・・試料中の含有元素の定性 ・定量分析
電子エネルギー分析・・・試料中の含有元素の定性 ・定量分析、化学状態分析
電子顕微鏡用CCDカメラ
Gatan社ES500W ※JEM-2100F型に付属
電子線回折図形などに有用な低倍率用のサイドエントリー型CCDカメラ 電子顕微鏡用CCDカメラ http://www.gatan.com/products/digital_imaging/products/782_ES500W.php
電子線回折図形や低倍率像を撮影するのに用います。
電子エネルギー損失分光法
Gatan社
GIF Tridiem型
※JEM-2100F型に付属
エネルギー分解能*
(eV FWHM) 0.25
アイソクロマティシティー
(eV P-P) 2.0
歪曲(% 最大) 1.5
色度分布(% 50eV) 1.0
アパーチャーサイズ(mm) 2.5
電子エネルギー損失分光法 エネルギーフィルターでB~Uまでの分析マッピング
ゼロロス像による鮮明な像を観察
原子の結合状態や原子分布状態を測定
http://www.gatan.com/analysis/giftridem863.php
エネルギー分散型X線分析装置
日本電子(株)JED-2300T型
※JEM-2100F型に付属
検出器タイプ Si (Li)半導体検出器
検出可能元素B~U
エネルギー分散型X線分析装置 分析機能:定性分析、定量分析、線分析、面分析
http://www.jeol.co.jp/products/product/jed-2300t/index.htm
透過型電子顕微鏡(学内共同利用施設)
日本電子株式会社
JEM-3010とEDAX
フィラメント:LaB6
加速電圧:300kV
最高倍率:1,500,000
透過型電子顕微鏡(学内共同利用施設)
  • 微小領域の元素分析
  • 微小領域の電子線回折
  • 収束電子線回折
  • 走査透過像観察
  • 二次電子像観察
本機は特に、ホールピースのギャップが狭いため、高分解能観察に向いています。
分析透過型電子顕微鏡(学内共同利用施設)
JEM-2000FX
フィラメント:LaB6
最高加速電圧:200kV
分解能:0.28 nm(粒子像)
分析透過型電子顕微鏡(学内共同利用施設)
  • 微小領域の元素分析
  • 微小領域の電子線回折
  • 収束電子線回折
  • 走査透過像観察
  • 二次電子像観察
デュアルビーム型イオンビーム加工装置
(FIB-SEM)
日本電子(株)
JIB-4500マルチビームシステム
FIB部
Ga液体金属イオン源
加速電圧:1-30kV
像分解能:5nm
SEM部
加速電圧:0.3~30kV
倍率:×5~×300,000
像分解能:2.5nm(30kV時)
デュアルビーム型イオンビーム加工装置 1台で表面および内部の3次元画像化や分析が簡単操作で実現でき、FIB 加工から SEM 観察、EDS、EBSD分析まで全ての機能に配慮した最適配置設計の複合ビーム加工観察装置です。
http://www.jeol.co.jp/products/list/list-ib.htm
オムニプローブ
OmniProbe社
AutoProbe300
※JIB-4500に付属
  オムニプローブ AutoProbeはSEMやFIB/SEMの試料室中で微細なマニピュレーション作業を行うための最先端のナノマニピュレーターです。微細なニードルによりIn-situでの試料をマニピュレート、電気特性の測定、TEM、アトムプローブ顕微鏡用の試料作製等には欠かせないツールです。
http://www.omniprobe.com/index.php
PIPS(TEM試料作成用 可変角度精密イオン研磨装置) 基本仕様:加速電圧100V~6.0kV
イオン電流密度:10mA/cm2(ピーク)
ミリング角度:+10°~ -10°
PIPS(TEM試料作成用 可変角度精密イオン研磨装置) TEMのサンプルを加工するために用います。液体窒素冷却システム付き
http://www.nagoya-microscopy.jp/equipment/eq_13.html
イオンクリーナ
日本電子株式会社
JIC-410
  イオンクリーナ 透過電子顕微鏡の試料をグロー放電中に保持し、物理化学反応を利用して試料上に付着した炭化水素系汚染物による試料汚染を除去する装置です。
http://www.jeol.co.jp/products/product/jic-410/index.htm
カーボンコーター
EMITECH社
K950X型
真空計:大気圧から1×10ー2mbar 表示、操作時の真空圧:
1×10ー2mbar から1×10ー4mbar、電流計:0から50A、低
電圧選択スイッチ:0V ‒ 5V ‒ 15V ‒ 25V の選択、脱ガス時
の電流値:0から25A
カーボンコーター 絶縁物のTEMやSEMのサンプルでは観察が困難な場合があり、カーボンの薄膜をサンプルに形成することでこれを回避します。カーボンロッドを採用し連続して安定したカーボンエバポレーションを行うことができます。
http://www.elminet.co.jp/Product/K950/cat_K950-16.pdf
高出力X線回折装置(XRD)
薄膜測定アタッチメント付き
RIGAKU社製
RINT 2000
Cu. Kα 線,40 kV-300 mA 高出力X線回折装置(XRD) X線の回折の結果を解析して結晶内部で原子がどのように配列しているかを決定する手法をX線結晶構造解析と呼びます。これらの研究に用います。

表面構造解析装置

装置名・メーカー・型番 仕様 写真 用途など補足説明
フィールドエミッション型操作電子顕微鏡
FE-SEM-EDX (CCDカメラ式)
日本電子(株)
JEM-6700F
分解能:1.0nm(加速電圧15kV時),2.2nm(加速電圧1KV時)
加速電圧:0.5~30kV
倍率:×25~650,000
フィールドエミッション型操作電子顕微鏡 真空中に置いた試料を電子線でX-Yの二次元方向に走査を行い,試料表層から発生する二次電子などの信号を検出し,ブラウン管上に二次電子像を映し出して,試料表面の形態,微細構造を観察できます。フィールドエミッション型で通常のSEMに比べて高分解能な像観察が可能です。付属のエネルギー分散型X線分析装置を用いて組成元素の定量分析もできます。
フィールドエミッション型操作電子顕微鏡FE-SEM
日立S-4000
(加藤研においてあります)
分解能:1.5nm/30kV
最高倍率:20万倍
フィールドエミッション型操作電子顕微鏡FE-SEM 材料の表面構造を観察するために用います。
原子間力顕微鏡
セイコーインスツルメンツ(社)
SPI 3800
分解能:0.3nm(面内)0.01nm(垂直)
試料サイズ:25mmφ×5mm
走査範囲:20μm
原子間力顕微鏡 材料表面の原子レベルでの凹凸を観察することが出来ます。
デジタルマイクロスコープ
キーエンス
VHX-1000
1/1.8型211万画素CCDイメージセンサ
総画素:1688(H)×1248(V)
有効画素:1628(H)×1236(V)
実効画素:1600(H)×1200(V)
デジタルマイクロスコープ http://www.keyence.co.jp/microscope/vhx_special/about/index.jsp
光学顕微鏡のデジカメ版のような装置で、5000倍まで観察出来ます。
簡易型デジタルマイクロスコープ
島津理化
DMBA200型
  簡易型デジタルマイクロスコープ 無限遠色補正システムを採用。USB2.0接続でライブ画像を高速転送。高い平坦度・高解像度、抜群の光学性を実現。オプション部品の追加により、位相差・簡易偏光にも対応可能。
接触式段差膜厚測定装置     微細な針で表面を触れながら、膜の段差を測定し、膜厚を計測できる装置です。
レーザー式表面荒さ計
((株)東京精密) SURFCOM 130A
新・旧JISのほか、ISO、DIN、ASME およびCNOMO規格に対応しています。 レーザー式表面荒さ計 http://www.accretech.jp/measuring/info/130a
レーザー照射によって膜の表面荒さを測定出来る装置です。
金属顕微鏡 総合倍率:40~1000倍 金属顕微鏡 通常の光学顕微鏡は下から光を入れて透過光をみるため、透明あるいは薄切標本しか見れませんが、これは反射光を見るので、分厚い材料もみれます。金属の結晶が見れるように、倍率も高いです。
実体顕微鏡 最高倍率:30倍 実体顕微鏡 肉眼では見えないほどの微細なピンセット作業などを行うときに用います。手元で作業しやすいような工夫がしてあります。
生物顕微鏡 総合倍率:40~1000倍 生物顕微鏡 医学的な病理検査や生物組織観察などに使います。原理は普通の顕微鏡と同じですが、倍率が高いです。

組成分析・結合様式解析装置・その他

装置名・メーカー・型番 仕様 写真 用途など補足説明
テラヘルツ波分光装置
ADVANTEST社
TAS7400SP
(学内共同利用設備)
0.1~4 THzのテラヘルツ分光が可能 テラヘルツ波分光装置 FT-IRよりも更に波長の長い遠赤外線領域の分光を行うことで、強誘電体、ポリマーの構造評価に用いています。
RBS
ラザフォード後方散乱分析装置
試料に高速イオンLi+を照射すると、入射イオンのうち一部は試料中の原子核により弾性(ラザフォード)散乱を受ける。散乱イオンのエネルギーは、対象原子の質量及び位置(深さ)により異なる。この散乱イオンのエネルギーと収量から、深さ方向の試料の元素組成を得ることができる。 ラザフォード後方散乱分析装置 軽元素の深さ方向の定量分析が出来る本研究室自慢の装置の一つです。
FT-IR
日本分光(株)
FT/IR-4200
測定周波数範囲: 350~7800cm-1
最高分解能: 0.5cm-1
S/N比: 30000:1
FT-IR 有機化合物に赤外線をあてると、官能基や構造に応じて固有の吸収スペクトルが得られます。そのスペクトルから物質の同定を行う装置です。
可視紫外光吸収分光装置
いわゆるUV-Vis
日本分光(株)
ダブルビーム光学系を採用し、迷光0.04 %以下、測定波長範囲は 190 ~ 1100nm をカバー、検出器には近赤外領域でも感度があるシリコンフォトダイオードを用いています。 可視紫外光吸収分光装置 材料の光反射率、透過率、吸収率を測定することが出来ます。光学的バンドギャップなどを測定します。
アナログ型ナノ秒レベル可視光
ハイスピードカメラ
ウルトラナックFS501
2,000~20,000,000 fps(frame per sec、したがって時間分解能は0.5ms~50ns) アナログ型ナノ秒レベル可視光 フレーミング撮影時、露出時間を各フレームごとに10ns~20μsの範囲で1nsステップで設定可能。撮影フレーム間隔は40ns~320μsの範囲で5nsステップで任意に設定可能。
デジタル型ナノ秒レベル可視光ハイスピードカメラ
FASTCAM SA4
フルフレーム1024×1024ピクセルで3,600コマ⁄秒、セグメント時で最高500,000コマ⁄秒という撮影速度を実現した高速度カメラ デジタル型ナノ秒レベル可視光ハイスピードカメラ http://www.photron.co.jp/products/image/fa_sa4/index.html
CMOSイメージセンサー
ICメモリ方式
フレームレート500,000コマ/秒の時の解像度128×16
5000コマ/秒以下なら1024×1024
高分解能プラズマ分光装置
堀場製作所
TRIAX550
マイクロ秒オーダーの時間分解能でのプラズマ発光分光分析が可能 高分解能プラズマ分光装置 パルス場におけるプラズマ発光のその場解析に用いています。

材料物性測定装置

電気・磁気特性評価装置

装置名・メーカー・型番 仕様 写真 用途など補足説明
電気伝導度測定装置
電気炉とアドバンテストR6581マルチメーターなどを組み合わせたシステム
汎用品を組み合わせて独自のシステム化 電気伝導度測定装置 材料中のイオン伝導度を測定することが出来る装置で、固体電解質型燃料電池の特性や、各種半導体の温度特性を測定できる。
極低温型電気伝導度測定システム 自作   LaboViewとマルチメータと極低温装置を組み合わせたもので、液体ヘリウム温度の低温中の物性を計測できる装置です
SQUID磁束計
Quantum Design社
(最大印加磁場5Tesla, ゼロ磁場キャンセラー付き) SQUID磁束計 4.2K(ケルビン)までの極低温での磁気的、電気的特性を計測することが出来ます。
高サンプリングレート型オシロスコープ   高サンプリングレート型オシロスコープ http://www.lecroy.com/japan/products/scopes/wj/default.asp
メガオームテスター     絶縁体のようなもの凄く電気抵抗の高い材料でも抵抗率を測定出来る装置です。また、装置がグランド(アース)から浮いているかを確認も出来ます
クランプテスタ ACAレンジ:400A、1000A
DCV:レンジ 400mV、4V、40V、400V
ACV:レンジ 4V、40V、400V
クランプテスタ AC電流、電圧、抵抗、温度の測定が可能なクランプマルチメータです。
太陽電池特性評価キット
ペクセルテクノロジー社
ソーラーシミュレータ (PEC-L15)と
Keithley社2400型ソースメータを組み合わせたシステム
電流リミット 1nA - 1.05A、電圧リミット 200mV - 210V 太陽電池特性評価キット 太陽電池のI-V特性を測定し、エネルギー変換効率を求めることが出来ます。
http://www.peccell.com/products/PECK2400-N/
誘電体特性評価装置
Agilent 4294A インピーダンスアナライザーを用いたシステム
110 MHzまでの高確度測定が可能 誘電体特性評価装置 http://www.home.agilent.com/agilent/product.jspx?cc=JP&lc=jpn&nid=-33831.536879654
材料の誘電率などをいろいろな周波数で測定出来ます。
ナノデバイス半導体特性測定装置
2636A型2chシステムソースメータとプローバ-の組み合わせシステム
精密電圧源、真の電流源、DMM、任意波形発生器、測定機能付V/Iパルス発生器、電子負荷、トリガコントローラ、すべてを一台に集約
1fA~10A、1μV~200V
精細なタイミング、チャンネル同期(<500ns)
ナノデバイス半導体特性測定装置 http://www.keithley.jp/products/currentvoltage/?mn=2636A
カーボンナノチューブ一本の電気伝導率といった、非常に微細な電流を測定出来る装置です。

熱物性評価装置

装置名・メーカー・型番 仕様 写真 用途など補足説明
マイクロ秒ハイスピード温度計測器KLEIBER 740-LO Response Time 6us Measuring range 160-3500 degree C マイクロ秒ハイスピード温度計測器KLEIBER 740-LO http://www.kleiberinfrared.com/en/html/produkt_HSP01.html4
6マイクロ秒毎に温度を測定することが出来ます。
サーモグラフィー
フルーク社
Ti10 IR-Fusionサーモグラフィー
温度レンジ:-20 ~250℃
検出素子:160 x 120
2次元非冷却センサー
サーモグラフィー フルーク独自のIR-Fusion機能により、熱画像と可視画像を重ね合わせた表示ができます。熱画像と可視画像を重ね合わせて、熱画像の周りを可視画像で表示するピクチャー・イン・ピクチャーでの表示、熱画像の透明度を薄くして、可視画像を合わせて表示するブレンディングによる表示機能があります。
http://www.fluke.com/jp/newti/feature.html
示差熱天秤/質量分析同時測定装置
TG-DTA/MS9610
分析管:四重極マスフィルター
質量範囲:m/z 1~410
フィラメント:イットリアコーテッドフィラメント
イオン化電圧:70eV (可変)(EI:箱型イオン源)
示差熱天秤/質量分析同時測定装置 TGは物質を加熱、冷却または一定の温度に保持しながら、その重量変化を温度または時間の関数として測定する技法で、DTAは試料と基準物質とを同一炉内に対称的に配置して加熱、冷却し、その時の両者の温度差を時間または温度の関数として測定する技法です。つまりTG-DTAとは1回の測定から同時にTGとDTAの2種類の情報が得られる装置です。
http://www.bruker.jp/axs/product/tab10_tgms9610.html
示差走査熱量計
DSC3000SA シリーズ
物質と基準物質の温度を予め設定した温度プログラムに従って変化させながらその物質と基準物質に対する熱の出入りの差を温度の関数として測定 示差走査熱量計 医薬品,食品,ポリマー等の吸熱,発熱量を正確かつ高感度に定量測定する装置です。
http://www.bruker.jp/axs/product/tab01_dsc3000sa.html
熱拡散率測定システム
アイフェイズ・モバイル
  • 測定温度:大気中室温
  • 測定厚さ範囲:約1.5mm以下
  • 熱拡散率範囲:1.0 x 10-8 ~ 5.0 x 10-4 m2/s
熱拡散率測定システム 薄膜・フィルム状試料の厚さ方向の熱拡散率・熱伝導率を同時測定する装置です。ポリマー、ガラス,結晶、複合材料、紙など、平板状であれば黒化処理等の前処理は全く必要としません。
http://www.ai-phase.co.jp/products.html

セラミックス構造材評価装置

装置名・メーカー・型番 仕様 写真 用途など補足説明
ゼータ電位測定装置
日本ルフト
Model502
測定可能粒子径:0.02~50μm ゼータ電位測定装置 溶液中の粒子の下記物性が分かります。
  • 平均モビリティ
  • モビリティ分布
  • 平均ゼータ電位
  • 個数基準ゼータ電位分布
  • 等電点
簡易型粘度計
HAAKE
Viscotester 550
  簡易型粘度計 スラリーの粘度が測定できます。この装置はあくまでも簡易測定ですが、定性的には比較的良好に測定出来ます。
マイクロインデンテーションシステムCSIRO社製
Ultra Micro Indentation System (UMIS-2000)
測定モード:連続圧子圧入、繰り返し圧入
荷重範囲:0.5mN(100mgf)~500mN(50gf)
荷重分解能:0.1mN
圧入深さ:最大20μm
圧入深さ分解能: 1nm
マイクロインデンテーションシステムCSIRO社製 非常に低荷重(数mNから100mN)でダイヤモンド圧子を連続的に圧入すること(ナノインデンテーション法)で、試料の極微小領域の硬さ、弾性率、弾性・塑性変形エネルギー、変形挙動(応力誘起相転移)などを詳細に解析することができる。http://www.csiro.au/
ナノインデンター
(学内共同利用設備)
Nano Indenter G200
  • 変位分解能: <0.0002 nm
  • 最大押し込み深さ:>15μm
  • 押し込み軸の重量:<100 mg
ナノインデンター 弾性モジュラス、破壊靭性等の機械的特性を、nmレンジで準静的試験法及び動的試験法によって測定することができます。材料表面下の数nmレベルの機械特性を高精度で測定します。
http://www.toyo.co.jp/spm/nii.htm
マイクロビッカース
ミツトヨ社
HM-200
試験力範囲:98.07~9807mN マイクロビッカース 熱処理層、メッキ、コーティング層などの評価
http://www.mitutoyo.co.jp/products/katasa/katasa_01.html
ビッカース硬度試験器
ミツトヨ社
HV-100
試験力(1.961~490.3N) ビッカース硬度試験器 金属部品の材料、熱処理、溶接部等の評価、セラミックスの破壊じん性評価
http://www.mitutoyo.co.jp/products/katasa/katasa_01.html
耐摩耗特性測定装置
CSM社
常温摩擦摩耗試験機(TRB)
コンパクトなデスクトップ型で信頼性・再現性に優れており、1~10N 荷重でのボールオンディスク・ピンオンディスク型摩擦摩耗試験がドライまたは潤滑条件下で可能です。DIN規格及びASTM規格、JISR1613に準拠 耐摩耗特性測定装置 薄膜のトライボロジー特性評価の標準機として世界中で使用されています。 http://www.csm-instruments.com/
材料測定試験器
アイコーエンジニアリング(株)
MODEL-1320
最大荷重:10kN(1000kgf)
精度:ロードセル容量の±0.2%
テストスピード:2~60mm/min
材料測定試験器 材料の強度測定、例えば、引張試験、圧縮試験、破断、降伏、伸び、疲労等の計測に用います。
本研究室では無痛の極微細注射針の圧入試験にも用いています。
純水製造装置
オルガノ
PRA-0015-000
  • 給水水量:65l/h
  • 採水量:15l/h(at25℃)
  • 処理水水質(電導率):<1.0μs/cm
純水製造装置 RO(逆浸透)膜とイオン交換樹脂をコンパクトにまとめた卓上タイプです。
氷製造装置
HOSHIZAKI
ICE MAKER 20
  氷製造装置 氷を作ってくれます。とても便利です。
フリーズドライヤー
YAMATO DC400型
凍結機
EYELA NDO-400
-45℃
除湿量:0.6L
300W
フリーズドライヤー インスタントコーヒーを作るのと同じ原理で、溶液を凍らせてから真空を引くことでサラサラの粉末を作ることが出来る装置です。

その他

装置名・メーカー・型番 仕様 写真 用途など補足説明
BET式比表面積測定装置
ユアサアイオニクス(株)
オートソーブ 1シリーズ
  • 測定原理:定容法式ガス吸着法
  • 測定項目:比表面積,細孔分布
  • 細孔範囲:0.35~500nm(直径)
  • 吸着質:N2,Ar,Kr,CO2,CO, NH3,H2,各種蒸気,他
BET式比表面積測定装置 固体材料の細孔分布を分析する高性能多機能型ガス吸着量測定装置です。本研究室では、多孔体の比表面積を求めたり、ナノ粒子の粒径を表面積から逆算するのに使います。
電気泳動装置
コンパクトPAGE AE-7300 
  • 対応泳動プレート:76×70mm 厚さ4.8mm 1枚
  • ゲルサイズ:60×60mm 厚さ0.75mm
電気泳動装置 DNAの断片分析等に使用する装置です。様々な長さのDNAを分離・測定出来る装置です。
比重計
SD-200L
  • 測定方法:水中置換(懸架)方法
  • 測定の種類:固体比重・液体比重測定
比重計
  • 固体の比重と体積、液体の比重を一台で測定できます。
  • 比重測定に必要な水温補正が任意で行えます。
  • 水に浮くサンプルやプラスチックペレットも測定できます。
電気化学法測定装置
ビー・エー・エス株式会社ALS700D型
デュアル電気化学アナライザー
ポテンシャル範囲:±10 V
電流範囲:±250 mA
感度範囲:1×10-12 ~ 0.1 A
入力インピーダンス:1×1012 Ω
最小電位分解能:100 μV
最大サンプリング速度:16bit @ 1 MHz
バックグラウンド電流:50 pA
電流分解能:0.01 pA
スキャン速度:CV 1×10-6 ~ 5,000 V/sec
電気化学法測定装置 バイオセンサーをはじめとする各種センサー、反応中間体の検出や反応過程の解析、高抵抗溶液や固体中の電気化学反応さらには有機電子デバイスなどの研究に用いる。
http://www.bas.co.jp/1629.html
電気化学式抗原・抗体反応計測システム【自作】     抗原抗体反応を電気化学的に測定する装置で、いわゆるバイオセンサーとして機能するシステムです。

ソフトウェア

装置名・メーカー・型番 仕様 写真 用途など補足説明
荷電粒子シミュレーションコードMAGIC ■電磁界と荷電粒子の相互作用を含むプラズマ物理Particle-in-cellシミュレーションコード。
■電磁界を時間領域、および周波数領域で計算可。
■荷電粒子の相対論的運動方程式を用いて軌道計算を実行し、Maxwell 方程式を自己矛盾なく解き、電流と電荷密度を計算。
荷電粒子シミュレーションコードMAGIC http://www.aetjapan.com/software/picsim_magic.html
さまざまな形状、 材質特性、 入出力波、 粒子放出(電界放出・二次電子放出を含む)を設定できる強力なアルゴリズムにより、広範囲にわたるプラズマ物理問題の解析が可能。
有限要素法解析ソフトウェア
ANSYS
構造・振動・伝熱・電磁場・圧電・音響・熱流体・落下衝突などの物理現象や、それらを組み合わせた連成問題を、エンジニアが目的に合わせて柔軟に解析することが可能 有限要素法解析ソフトウェア http://www.cybernet.co.jp/ansys/
有限要素法によるプラズマ解析、熱解析、材料解析により、特異点の探索に用います
熱物性シミュレーションソフトウェア
FactSage
多成分系の熱力学平衡計算、多成分系の計算状態図の作成、電位-pH図の作成、熱力学データベースの管理、熱力学データの作成等ができるソフトウェア 熱物性シミュレーションソフトウェア http://www.rccm.co.jp/factsage/fs.html
状態図を作図することが出来ます。プロセス解析に用います。
原子構造解析ソフトウェア
CrystalMaker
結晶および分子構造のインタラクティブな可視化ツール 原子構造解析ソフトウェア http://www.hulinks.co.jp/software/c-maker/
材料の原子構造を解析することが出来ます。結晶や分子のきれいな絵を描画出来ます。

環境負荷低減への取組

装置名・メーカー・型番 仕様 写真 用途など補足説明
太陽電池発電システム 極限センターに独自の太陽電池発電システムを設けています。実測値では大体1kW/h位の出力です。 太陽電池発電システム 真冬には積雪があることを考慮し、通常の設置方法ではなく、壁に垂直に設置し、発電効率の検証を行っています。
電気自動車 国立大学で初の車検を受けた電気自動車を開発しました。現在は「てくみゅ」にて展示しています。 電気自動車 電気自動車の有する特性(ブレーキをかけると、モーターが発電機に変わり、発電をする)を実証するための自動車です。常時メンテナンスをしているので何時でも乗車することが出来ます。大学祭の時 等にも一般公開しています。

連絡先

〒940-2188
新潟県長岡市上富岡町1603-1
長岡技術科学大学
技術科学イノベーション専攻

中山:機械建設1号棟305室

PAGE TOP

長岡技術科学大学
技術科学イノベーション専攻 / 材料技学大講座 / ナノ秒・ナノテク研究室
機械創造工学専攻 / 創未来テクノロジー大講座 / 環境・プロセスデザイン研究室
極限エネルギー密度工学研究センター / 高出力レーザー開発・応用工学部門